第5回 MIAU勉強会「2010年1月1日施行の著作権法改正案のポイントについて」

第5回を迎えるMIAU勉強会は、中古ゲーム差止訴訟、「mp3.co.jp」ドメイン名訴訟、ファイルローグ訴訟など、著作権をめぐる裁判でおなじみの小倉秀夫弁護士が講師を務める中央大学法学部の小倉ゼミと共同で、先頃国会で成立した著作権法改正案をテーマに議論を行います。

概要

テーマ

今国会で2006年より文化庁の文化審議会で議論されていた著作権法の改正案が成立しました。検索エンジンの合法化や国会図書館でのアーカイブ、違法著作物のダウンロード違法化など、インターネットに対応した多くの改正内容が含まれており、数年ぶりの大改革といえる内容になっています。

MIAUは改正案の中で「ダウンロード違法化」の論点については、発足当初より反対の姿勢を示してきました。一方、検索エンジンの合法化などは、ただちに進めるべきというスタンスを示しており、今回の改正によって著作権ビジネス、インターネットユーザーにどのように影響があるのか、法案が成立した今だからこそ、小倉弁護士とともに、冷静な検証をしたいと思っております。

また、今回は小倉ゼミとの共同勉強会ということもあり、普段よりもディスカッションを多めにしたいと考えております。多数の方のご参加をお待ちしております。

プログラム

1.新設権利制限規定の検討(40分)

キャッシュ、検索エンジン、国会図書館でのアーカイブなどの新設権利制限規定について、それにより何が適法となり、何が依然として違法なままなのかを検討します

2.ダウンロード違法化(40分)

著作権法30条1項3号(ダウンロード違法化)の創設により、何が違法になったのか、今後権利者がどのような対応をするのか、ユーザーはどうするべきか検討します

3.質疑応答・ディスカッション(40分)

お申し込み

info@miau.jp へのメール、または こちらのウェブフォームにてお名前とご所属(MIAU正会員の方はその旨)をご連絡ください。

著作者 : MIAU
最終更新日 : 2009-08-01 02:57:31

第4回 MIAU勉強会「インターネット標準(RFC)から見た新常用漢字表の矛盾」

第4回を迎えるMIAU勉強会のテーマは、「インターネット標準(RFC)から見た新常用漢字表の矛盾」です。Googleと絵文字、Unicodeの意外な関係を詳説するCNETのコラム、『絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」』が広く好評を博している文字政策の専門家、小形克宏氏をお招きし、文字コードというものの政治性、情報通信技術と政治的な活動との相互作用などについてご講演をいただきます。

概要

テーマ

2010年2月の最終答申を目指して新常用漢字表(仮称)の審議が進行中です。今年3月に試案が公表、同時におこなわれたパブリックコメントで寄せられた意見をもとに、ただ今最終審議がおこなわれている段階です。

最近少しずつ報道されるようになってきましたが、ここでの最大の論点の一つは漢字表の中で複数の字体が並立していることです。たとえば旧来からの常用漢字「道、進」などは一点しんにょうでしたが、追加される字体「遜、遡、謎」は二点しんにょうです。

試案では、これら二点しんにょうの字体は、あくまで明朝体など印刷字体における違いであり、手書きの場合には一点しんにょうで書くべきであることが明示されていますが、こうした字体の不統一が漢字を学ぶ子供たちや外国人に不利益をもたらすことを懸念する声は消えません。

では、そうした懸念に応えて「遜、遡、謎」も一点しんにょうにしたら、インターネット標準(RFC)はどうなるのか? 結論からいえば、おそらく国際化ドメイン名を始め、複数のインターネット標準でこれらの新常用漢字が使えないことになると思われます。試案では二点しんにょうを採用した理由の一つとして、JIS文字コードとの整合性を挙げていますが、じつはRFCとの整合性の上でも一点しんにょうを採用することは不可能なのです。

どうしてこのような矛盾が発生したのでしょう? 政策とは、良くも悪くも人々の行動を規制してしまう近代国家の大鉈です。そして、文字と政策は極めて密接な関係にあり、情報通信技術を用いて文字を使う際には、ほぼ不可分であるといわざるを得ません。今回は新常用漢字表の審議を題材に、ローカルな言語政策が国際的な規格からどのような影響を受け、あるいは影響を及ぼすのか、また両者の関係はどのようにあるべきかを考えてみたいと思います。

お申し込み

info@miau.jp へのメール、または こちらのウェブフォーム にてお名前とご所属(MIAU正会員の方はその旨)をご連絡ください。

著作者 : 中川 譲
最終更新日 : 2009-07-02 20:45:50

第3回 MIAU勉強会「米国型モバイル放送のビジネスモデル ~MediaFLO~」

第3回を迎えるMIAU勉強会の今回のテーマは「MediaFLO(メディアフロー)」。 インターネットをアクティブに使いこなしていることにかけては自信のある皆さんでも、あまり聞いたことがない言葉かもしれません。

MediaFLOとは、米クアルコム社が中心となって開発した携帯端末向けの多チャンネル放送サービスのことで、日本の移動体端末向けTV放送「ワンセグ」の米国版と考えてもらうとわかりやすいでしょうか。実際、すでに米国ではAT&TやVerizonがMediaFLOを使った放送サービスの提供を始めています。

MediaFLOは、移動体端末向けにマルチメディア放送を配信するという面では「ワンセグ」と似ていますが、番組内容関する自由度や地域メディアとしての利用可能性など、「ワンセグ」とは異なる特徴も持っています。

今回MIAUでは、このMediaFLOを開発したクアルコム ジャパンの小菅氏をお迎えし、MediaFLOの特徴やワンセグ放送との違い、今後の展望や課題、地域活性化への活用等についてお話して頂きたいと考えております。

携帯端末を利用したコンテンツの流通について考えたいという方、あるいは地域密着型のメディアを探しているという方、ぜひ奮ってご参加ください。

概要

  • 名称:第3回 MIAU勉強会「モバイル放送の新モデル ~MediaFLO~」
  • 講師:小菅 祥之 氏(クアルコム ジャパン ビジネス開発シニアマネージャー)
  • 開催日時:2009年2月5日(木)、19:30~21:30 (19:15開場)
  • 参加者数:30名程度
  • 会場:セシオン杉並 〒166-0011 東京都杉並区梅里1-22-32
    https://www.yoyaku.city.suginami.tokyo.jp/HTML/0030.htm
    (最寄り駅は丸ノ内線の東高円寺駅になります)
  • 参加費:一般2,000円
    (MIAU正会員は無料、来場時に正会員登録して頂いた方にも適用)

お申し込み

info @ miau.jp へのメールにて、お名前とご所属(MIAU正会員の方はその旨)をご連絡ください。

著作者 : 中川 譲
最終更新日 : 2009-05-13 18:09:23

第2回MIAU勉強会「デジタル・コンテンツの利用促進のための法制度等の検討について」開催のご案内

時下、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

従来、コンテンツの権利者を保護し、その一方でコンテンツの流通や利用を促進するという、ある意味で相反する法的役割は、著作権が一手に引き受けてきました。しかし、特にネット上を駆け巡るデジタルコンテンツの扱いに関しては、現行の著作権制度は必ずしもうまく機能しておらず、所々でほころびを生じてしまっている、というのが、今や多くの識者が共有する懸念となっています。インターネットをはじめとする近年の技術革新とその一般への普及は、著作権における権利保護と流通・利用促進のデリケートなバランスを突き崩し、結果として権利者とユーザの間に大きな溝を生むことになりました。これは、コンテンツ立国を目指す我が国の今後にとっても、大変好ましくない事態です。このため現在では、著作権を中心とする現行のスキームに対し、様々な形での改革案、代替案が模索されています。

今年3月、法曹関係者や経済学者、コンテンツ事業者など多数の有識者で構成される「デジタル・コンテンツ法有識者フォーラム」が発表した「ネット法(仮称)」構想も、そうしたオルタナティヴの一つです。ネット上でのデジタルコンテンツ流通に特化した法制度を現行の著作権法とは別に作ることによって新たに「ネット権」を創設し、権利の集約、ひいては権利処理の円滑化を図るという大胆な構想は、発表以来多くの注目と激しい議論を呼び起こしました。

今回MIAUでは、この「ネット法」構想の立案において主導的な役割を果たされた弁護士、岩倉正和先生をお迎えし、デジタル・コンテンツに対する法整備の今後のあり方について貴重な知見をお伺いいたします。ぜひ奮ってご参加ください。

●概要

  • 名称:デジタル・コンテンツの利用促進のための法制度等の検討について
  • 講師:岩倉正和(西村あさひ法律事務所パートナー弁護士・ニューヨーク州弁護士)
  • 開催日程:11月22日(土)、14:30~16:30 (14:15開場)
  • 参加者数:30名程度
  • 会場:セシオン杉並 〒166-0011 東京都杉並区梅里1-22-32 (最寄り駅は丸ノ内線の東高円寺駅になります)
  • 参加費:一般2,000円 (MIAU正会員は無料、来場時に正会員登録して頂いた方にも適用)

●お申し込み info@miau.jp へのメールにてお名前とご所属(MIAU正会員の方はその旨)をお送り下さい。

著作者 : 中川 譲
最終更新日 : 2009-05-13 18:09:44

第1回MIAU勉強会「ユーザーサポートの最前線から有害情報問題を考える」開催のご案内

時下、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

昨今取りざたされるインターネット上の「有害情報問題」ですが、具体的にはどのような問題が起き、どういった対応が行われているのでしょうか。例えば「学校裏サイトに子供の悪口が書かれる」、あるいは「卑猥な画像がアップロードされる」などといった問題について、私たちの耳には、新聞やテレビなどのメディアが取り上げた、大雑把かつセンセーショナルな情報しか届きません。サーバを提供している通信事業者や、運用している管理者、それらを利用して情報発信するユーザー、被害者とされる子供や保護者、学校、警察などは、何に困り、どのように対応し、そしてその対応に問題はなかったのでしょうか。

今回MIAUでは、インターネット上の掲示板やブログなどで発生する有害情報問題対策の現場で活躍していらっしゃる、株式会社ライブドアメディア事業部の高 橋 誠様をお招きし、さまざまな有害情報問題の事例をご紹介いただいた上で、この問題の現状と、多発する理由、その対策などについて、考えていく場を設け る所存です。

●概要

  • 名称:ユーザーサポートの最前線から有害情報問題を考える
  • 講師:高橋 誠(株式会社ライブドア)
  • 開催日程:10月31日、19:00~
  • 参加者数:30名程度
  • 会場:あんさんぶる荻窪・会議室
           〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目15番13号
  • 参加費:MIAU正会員 2,000円、一般5,000円、教職員3,000円、学生1,000円

追記: 会場のURLを訂正し、正しく見られるようにしました。ご迷惑をおかけいたしました。

●お申し込み info@miau.jp へのメールにて、お名前とご所属(正会員の方は、割引料金が適用されますのでMIAU正会員との旨も)をお送り下さい。

著作者 : 中川 譲
最終更新日 : 2009-05-13 18:09:57