保護者のためのあたらしいインターネットの教科書―おとなの知らないネットの世界

平素は私どもインターネットユーザー協会の活動をご支援いただきまして、ありがとうございます。

MIAUでは昨年7月に、保護者向けのネットリテラシー読本出版プロジェクト、「オトナの教科書を作ろう!」を発足いたしました。この活動の成果として、4月27日より「保護者のためのあたらしいインターネットの教科書―おとなの知らないネットの世界」を出版することができました。プロジェクトにご参加頂きました皆様に厚く御礼申し上げます。

これまで私どもは、子どもとインターネットの関係について、「規制よりも先に教育があるべき」というポリシーの元に、様々な情報リテラシー啓発活動を行なって参りました。しかし私どもの活動が主にインターネット上で行なわれる関係から、ネットに詳しくない方に情報が届けられないという構造的な問題を抱えておりました。

このプロジェクトは、ネット経由で情報が伝わらない層の保護者、学校の先生がたに向けて、書籍でネットの今を伝えていくというものです。

執筆はMIAUの会員に限らず、幅広い方に寄稿をお願いしました。専門性の高いテーマもわかりやすく書かれていますので、皆様のお力でネットに詳しくない方にも広くお勧め頂ければ幸いです。

出版社の販売情報 http://www.biz-book.jp/books/detail/978-4-502-69620-6

Amazonの販売情報 http://j.mp/IQnvDj

書籍目次

第1章 ネットのしくみと使い方・使われ方
1 ネットの世界は本当に「危険がいっぱい」なの?
2 ネットにつながるしくみ
3 アクセスさせないしくみ① フィルタリング
4 アクセスさせないしくみ① ブロッキング
5 屋外でもネットにアクセスできる
6 無防備に解放されたアクセスポイント
7 ゲーム機での通信で子どもたちは何をしている?
8 ネットで何かを調べるときの便利な方法
9 ネット上の流行語、ネットスラング
10 学校生活とネットとのかかわり
11 子どもの性情報へのアクセスをどう考えるか
12 ダウン口ードと著作権
column 1 大人が気をつけたいマナー

第2章 メール
13 生活に定着したメール
14 メールにも種類がある
15 メールと「通信の秘密」との関係
16 迷惑メールはなぜ届くのか
17 現代版「不幸の手紙J、チェーンメール
column 2 携帯電話の普及と社会デザイン

第3章 「匿名」でのコミュ二ケーショシ
18 ネットの情報は簡単には消えない
19 ネット上から「削除する」とは
20 匿名掲示板は、匿名ではない
21 個人情報は大切にあつかう
22 ネット上でのトラブル、炎上
column3 スマートフォンってどんなもの?

第4章 ソーシャルネットワークサービス
23 ネットでのコミュ二ケーションには特別な意味がある?
24 ソーシャルネットワクサービスの種類と利用のされ方
25 ツイッターってどんなもの?
26 ツイッターでは情報はどう広がっていくか
27 人と人とがユルくつながる
28 テ‘マが広がっておさまるまで
29 ミクシィつてなに?
30 ミクシィでのつながり
31 ミクシィの日記とコメント
32 マイミク
33 ミクシィのコミュ二ティ
column4 パスワードとセキュリティ

第5章 ネットの生放送
34 ネット生放送とテレビ番組の違い
35 ネットで生放送が人気の理由
36 誰でもできる生放送
37 生放送を通じての交流
column 5 予想もしない失敗

第6章 ネットとゲーム
38 ケータイゲーム
39 "無料"ケータイゲームの課金システム
40 ケータイゲームでのコミュ二ケーション
41 ネットゲーム
42 家庭用ゲーム機のいま
43 据え置き聖ゲーム機のネット接続
44 ポータブルゲーム機のネット接続
45 音楽プレイヤーもネットにつながる
column 6 リアルな金銭感覚をもたせるには

主な執筆者(五十音順、敬称略)

東浩紀(思想家)、一戸信哉(敬和学園大学准教授)、小寺信良(MIAU代表理事)、鈴木正朝(新潟大学法科大学院教授)、高橋誠(NHNJapan)、中川理子(株式会社はてな)、中澤祐一(弁護士)、西田宗千佳(フリージャーナリスト)

寄稿いただきましたオリジナル原稿は、準備ができ次第ネット上でも無償公開して参ります。今後ともMIAUのリテラシー教育プロジェクトにご理解とご協力をお願い申し上げます。

著作者 : MIAU
最終更新日 : 2012-05-08 00:24:37

9月25日(日) 「MIAU Presents ネットの羅針盤 - 徹底検証!違法ダウンロード刑事罰化」生放送のお知らせ

2009年に施行された改正著作権法で、「情を知って」著作権侵害コンテンツをダウンロードすることが違法とされました。

この時は違法ダウンロードには罰則がありませんでしたが、いま議員立法で違法ダウンロードに刑事罰をつけようとする動きがあり、与野党共に関係者にヒアリングがおこなわれています。

この放送では現在関係者に配布されている法案を読み解き、「一見正しいことに見える」違法ダウンロード刑事罰化について考えていきます。

番組サブタイトル

徹底検証!違法ダウンロード刑事罰化

番組URL

http://live.nicovideo.jp/watch/lv64754267

日時

日時:9/25 21:00~23:00

ゲスト(敬称略)

  • 川内博史(民主党 衆議院議員)
  • heatwave_p2p(ブロガー)

ご意見・ご質問送付先

Twitterの場合は #miaujp ハッシュタグをつけてTweetしてください。 メールの場合は info@miau.jp までお送りください。

著作者 : MIAU
最終更新日 : 2011-09-23 00:42:53

「EMA認定制度における認定基準及び概説書の改定案」に意見書を提出いたしました。

MIAUでは、一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)より、2011年4月12日(火)~2011年5月9日(月)に公募されていました「EMA認定制度における認定基準及び概説書の改定案」に対して、下記の通り意見を送付いたしましたので、ここにお知らせいたします。

著作者 : MIAU
最終更新日 : 2011-05-12 23:25:02

模倣品・海賊版拡散防止条約 (ACTA) 最終会合後条文案 第2章第5節の翻訳を公開しました。

模倣品・海賊版拡散防止条約 (ACTA) の第11回関係国会合(東京ラウンド)が9月23日~10月2日に開催され、参加国・地域間での大筋合意に至ったとの発表がありました。

また大筋合意を受けて、最終会合後の条文案が公開されました。

http://www.mofa.go.jp/policy/economy/i_property/acta_consolidated_text_101006.pdf

4月21日に公開された条約案と同じように、今回も日本語訳は公開されませんでした。そのためMIAU「ACTA翻訳プロジェクト」では最終条文案のいわゆるインターネットチャプター(第2章第5節: デジタル環境における知的財産権の執行)を翻訳いたしまして、下記のURLで公開いたしました。

模倣品・海賊版拡散防止条約 (ACTA) 最終会合後条文案 インターネットユーザーによる日本語訳

http://miau.jp/acta/20101017.html

今後もより正確になものになるよう、引き続きメンテナンスを行っていきますので、みなさまからのフィードバックをお待ちしております。

著作者 : MIAU
最終更新日 : 2010-10-11 20:07:06

ネットリテラシ読本Ver1.4(全6セクション)を公開します

MIAUは、法や条例による安易な規制よりも、青少年に対するネットリテラシー教育がまず先にあるべきとして、インターネットリテラシ読本「“ネット”と上手く付き合うために」を公開して参りました。

今回は以前より公開中のパワーポイント版で行なった改訂をPDF版にも反映させ、セットで公開いたします。

なおこの教材は、クリエイティブコモンズ「表示・継承」ライセンスによる公開となります。利用される皆様は、複製・配布など商用非商用に限らず、無償でご利用いただけます。また携帯電話の利用環境にあわせた改訂も自由に行なっていただけます。ライセンスの詳細は、読本PDF版の奥付をご覧ください。

MIAUネットリテラシ読本 “ネット”とうまく付き合うために [Version 1.4] PDF版 (ZIPファイル 11.3 MB)

MIAUネットリテラシ読本 “ネット”とうまく付き合うために [Version 1.4] PowerPoint版 (ZIPファイル 14.2 MB)

【変更履歴】

  • PDF版とパワーポイント版の内容を一致させました。
  • 表紙イメージを変更しました。

なお読本に関するご意見ご要望がありましたら、下記アドレスまでお送りください。より良い教材とすべく、フィードバックへのご協力よろしくお願いいたします。

E-mail: literacy◎miau.jp (◎を@に変えてください)

著作者 : MIAU
最終更新日 : 2010-10-10 12:34:25

9月13日(月)、『MIAU Presents ネットの羅針盤』第4回生放送を行います

MIAUは9月13日(月)に、ニコニコ生放送で『MIAU Presents ネットの羅針盤』第4回を放送いたします。

ユーザ個人のインターネットの閲覧履歴を用いてそのユーザに最適な広告を配信するDPI行動ターゲティング広告。この是非を巡って、インターネットでは賛否両論の議論が巻き起こっています。

今月の『MIAU Presents ネットの羅針盤』では、DPIとはそもそも何なのか?そのメリットは?問題点は何なのか?を解説し、そしてインターネットとプライバシーについて徹底議論します!

番組サブタイトル

『インターネットとプライバシー』 -DPI行動ターゲティング広告ってなに?-

番組URL

http://live.nicovideo.jp/gate/lv26286404

日時

9月13日(月) 20:00~22:00

出演者

  • 鈴木正朝氏(新潟大学大学院教授)
  • 高木浩光氏(産業技術総合研究所情報セキュリティ研究センター主任研究員)
  • 司会:津田大介(メディアジャーナリスト、MIAU代表理事)
著作者 : MIAU
最終更新日 : 2010-09-12 01:13:23

「一般用医薬品の通信販売の再開を求める要望書」を提出しました。

MIAUは、一般社団法人 eビジネス推進連合会および特定非営利活動法人 日本オンラインドラッグ協会と共に「一般用医薬品の通信販売の再開を求める要望書」を長妻昭厚生労働大臣ら宛に提出しました。

これは、現在行われている一般用医薬品のネット通信販売規制は、その決定までの過程がやや性急に過ぎ、満足な議論や理解を得られていないのではないかとの視点から、上記2団体との共同提出に至ったものです。

医薬品の取り扱いが安全第一であるべきなのは言を待ちませんが、インターネットの利便性との兼ね合いの中で、より良い制度設計を検討すべきではないかと当会は考えます。

厚生労働大臣 長妻 昭 殿
内閣府特命担当大臣(消費者)荒井 聰 殿
内閣府特命担当大臣(行政刷新)蓮 舫 殿
内閣官房副長官 古川 元久 殿
内閣官房副長官 福山 哲郎 殿
自由民主党 幹事長 大島 理森 殿
自由民主党 政務調査会長 石破 茂 殿
民主党 幹事長 枝野 幸男 殿
民主党 政策調査会長 玄葉 光一郎 殿
平成22年7月9日

一般用医薬品の通信販売の再開を求める要望書

一般社団法人 eビジネス推進連合会 会長 三木谷 浩史
一般社団法人 インターネットユーザー協会 代表理事 津田 大介
特定非営利活動法人 日本オンラインドラッグ協会 理事長 後藤 玄利

「一般社団法人eビジネス推進連合会」、「一般社団法人インターネットユーザー協会」及び「特定非営利活動法人日本オンラインドラッグ協会」は、下記の事項を強く要望いたします。

  1. 要望の内容

    一般用医薬品の通信販売の再開に向けた取組みを積極的かつ早急に進めていくことを要望します。

  2. 要望の理由
  3. 一般用医薬品の通信販売を行う薬局・店舗では、これまでも、安全・安心に供給する仕組みを自主的に整備してまいりました。しかし、昨年6月1日に施行された厚生労働省が定める省令により、従来適法に行われていた一般用医薬品の通信販売は、“対面の原則”という不明確かつ不合理な理由のもと、一部の例外を除き全面的に禁止されてしまいました。

    一般用医薬品が通信販売で購入できなくなったことにより健康の維持や体調管理に不安を訴える切実な声が事業者に多数寄せられており、販売継続を求める署名も150万を越えております。また、「ハトミミ」に寄せられた第1回集中受付月間(本年1月18日~2月17日受付)の意見のうち約4割が、医薬品の通信販売規制の問題です。こうした事態からは、規制導入の決定過程で国民的な議論が不足していたのではないかという疑念が拭えません。

    国民の健康の維持を図る観点からは、全ての国民に平等に安全に医薬品が届けられることが前提でありますが、消費者の上記の声を踏まえると、通信販売を含めた形で供給体制を構築しない限りそのことは達成できないということが明らかになっています。したがって、通信販売の問題はこのまま座視してよい問題でなく喫緊の課題であります。

    安全確保のための業界ルール案は昨年の舛添厚生労働大臣(当時)主催の検討会でもすでに示しております。一刻も早く安全かつ平等に医薬品を供給するための制度設計について科学的根拠に基づく議論を開始し、所要の法令整備を早急に図ることが必要不可欠です。

著作者 : MIAU
最終更新日 : 2010-07-20 20:39:31

ネットリテラシ読本Ver1.3.1(全6セクション)のパワーポイント版を公開します

MIAUは、法や条例による安易な規制よりも、青少年に対するネットリテラシー教育がまず先にあるべきとして、インターネットリテラシ読本「“ネット”と上手く付き合うために」を公開して参りました。

今回はより学校の授業で使いやすい形態として、パワーポイント版を公開いたします。PDFの本文から若干追記された部分もありますので、Ver1.3.1とさせていただきます。PDF本文の改訂は、7月を予定しております。

なおこの教材は、クリエイティブコモンズ「表示・継承」ライセンスによる公開となります。利用される皆様は、複製・配布など商用非商用に限らず、無償でご利用いただけます。また携帯電話の利用環境にあわせた改訂も自由に行なっていただけます。ライセンスの詳細は、読本の奥付をご覧ください。

【変更履歴】

  • パワーポイント版として新規作成
  • §6にチェーンメールに関する記述を追加

なお読本に関するご意見ご要望がありましたら、下記アドレスまでお送りください。より良い教材とすべく、フィードバックへのご協力よろしくお願いいたします。

E-mail: literacy◎miau.jp (◎を@に変えてください)

著作者 : MIAU
最終更新日 : 2010-06-15 19:40:50

6月7日付で、内閣府「児童ポルノ排除総合対策案への意見募集」へ意見を提出しました

MIAUは7日、内閣府が実施した「児童ポルノ排除総合対策案への意見募集」に対し、下記のパブリックコメントを提出しました。

意見

当団体では、ブロッキングについて反対し、削除の促進と摘発の強化を求める。

ブロッキングは児童ポルノとほとんどの場合無関係な全てのインターネット利用者の通信の秘密を侵害し、インフラとしてのインターネットの可用性を損なう。にもかかわらず、ブロッキングはどの方式でも、確信的な児童ポルノ掲載者・閲覧者双方にとって決定的な対応策となり得ない。しかも、捜査に先行してブロッキングを行うことは、ある種捜査情報を事前に漏洩することになりはしまいか。

「サーバーの国内外を問わず、画像発見後、速やかに」ブロッキングが行われる体制で、リスト管理団体の運営に透明性を持たせ、利用者の表現の自由に不当な影響を及ぼさないことが本当に可能か。海外でもリスト管理団体への監視は十分でなく、例えばイギリスではポルノ全般やヘイトスピーチもリスト対象とされており、その範囲の不明瞭さから、妥当性の検討は英国内においても重要な問題とされている。

児童ポルノの排除には、効果が限定的なブロッキングよりも 当該リソースについての削除の促進と児童ポルノ正犯の摘発のほうが重要である。にもかかわらず、本対策案ではブロッキングと比べその具体策が著しく欠けている。例えば、まず児童の人権侵害等が発生している緊急時において、事業者が画像の削除を行うことができる法的根拠を明瞭化することを検討案に追加してはどうか。児童ポルノの国別発信数の統計については諸説あるが、米国内のサーバがその大きな割合を占めていることは複数の統計で明らかである。国外については、各国ホットラインの連携のみならず、個々の事案についての当該国捜査機関への迅速な情報提供や捜査協力によって、迅速なテイクダウンが行える体制を整えていく必要があろう。

なお、携帯電話利用者の年齢認証やメッセージ交換サービス監視等、CGM事業者の青少年保護に向けた新たな取組を支援するにあたっては、利用者の真に有効な同意を取るための方法の検討や、通信の秘密についての権利意識の希薄化を招かない工夫を入れることも、同時に支援する必要がある。

著作者 : MIAU
最終更新日 : 2010-06-15 19:40:47

6月3日、『MIAU Presents ネットの羅針盤』第2回生放送を行います

MIAUは6月3日に、ニコニコ生放送で『MIAU Presents ネットの羅針盤』第2回を放送いたします。

今回は、3月5日に内閣が国会へ提出した「放送法等の一部を改正する法律案」(衆議院審議経過参議院審議経過)を取り上げます。この法案は、近年総務省を中心に議論が続けられてきた「通信・放送の融合」のための施策として、テレビ放送・有線放送・「電気通信役務利用放送」などの放送ごとに並存してきた放送関連法をまとめるものです(総務省による法案概要PDF)。その一方で、通信と放送の境界が曖昧になっている現在、法案での「放送」の定義如何によっては、利用者が増え続けているニコニコ生放送やUstreamなどのユーザー発ネット“放送”に対しても内容規制が加えられかねないとの懸念も指摘されています。

心配する前に、まずは法案の内容を知ることから始めよう――ということで、この法案を追いかけていらっしゃる弁護士の日隅一雄氏と、法案を審議する立場の民主党参議院議員・藤末健三氏をゲストにお迎えします。ネット規制への懸念も含め「問題」と言える点が法案にあるのか、そして「通信・放送の融合」の向かうべき先はどこなのかを考えます。

番組サブタイトル

「どうなる放送法改正! ネット放送の行方は?」

番組URL

http://live.nicovideo.jp/gate/lv18321720

日時

6月3日 21:00~23:00

出演者

  • 日隅一雄氏(弁護士)
  • 藤末健三氏(民主党参議院議員)
  • 庄司昌彦(GLOCOM講師・主任研究員、MIAU理事)
  • 司会:津田大介(メディアジャーナリスト、MIAU代表理事)
著作者 : MIAU
最終更新日 : 2010-06-01 18:07:54
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