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プレスリリース

2007.10.26

パブリックコメントへの意見提出方法

多くの方にウェブサイトや、設立発表会の際の映像を見ていただき、誠にありがとうございます。今回の報告書は重要だと考えている方がとても多いようでして、真紀奈たちのところにも、パブリックコメントに意見を提出するにはどうすれば良いの?という質問がたくさん来ております。そこで簡単に解説させていただきます。

さて、パブリックコメントには下記の6項目がそろっている必要があります。(意見募集要項より)

  1. 個人/団体の別
  2. 氏名/団体名(団体の場合は、代表者の氏名も御記入下さい。)
  3. 住所
  4. 連絡先(電話番号、電子メールアドレスなど)
  5. 該当ページおよび項目名
  6. 御意見

ちなみに、基本的に意見書を受け付ける官庁では、団体(法人)名義の方が重んじられるようです。企業等が複数加盟している業界団体等からの意見であればさらに影響は大きいと言われています。それだけ利害関係がある方からの意見であるととられるということだと思われます。自ら団体を主催しているという方は、その組織として出すということに、大きな意味があります。

ただし、企業・団体で出す場合は、必ず企業・団体内での合意を得てくださいね。

次に、住所とか連絡先ですけど、基本的にほとんど使われませんし、権利者団体に明かされるなんてこともありません。MIAUのメンバーには今までに個人で意見書を送っている人が何人もいますが、細かい内容についての質問が来たことはありません。

今回は電話番号必須と書いてある訳じゃないですので、住所と電子メールだけでOKでしょう。

そして、肝心の意見です。報告書に照らし合わせて、

「5.何ページの『○○○』という項目」
  「6.私は『反対/賛成』である、理由は『×××』である」

というように、最低限書くことが求められています。

ここでたいていの方がつまずきます。あの分厚い報告書を読んで、該当箇所を探すのだけでも大変ですから。(報告書本体はこちら)

そこで、MIAUでは、この点について意見書の素材を公開する

ことにいたしました。

問題になりそうな、「何ページの○○という項目」ということをとりあげて、それぞれについて、複数の理由を挙げているリストです。パブリックコメントを出す際に、上記にあげているリストから、みなさまがこの理由を挙げたいと思ったものについて、もってきて、自分なりの文章にして、出していただければと思います。

どのようなフォーマットに最終的になるかについては、MIAUのドラフト案が参考になると思います。

このような形にして出していただければ、まず確実に、ちゃんと意見書として受け取ってもらえるはずです。なお、理由を長々と書く必要性はありませんので、MIAUであげている理由のうち、1項目について、2,3とりあげれば十分通じると思います。

最後に、今回の意見書の提出先は、下記のメールアドレスになります。

タイトルを「私的録音録画小委員会中間整理に関する意見

とするのを忘れないで下さい。

E-mail: keiyaku@bunka.go.jp

タイトル:「私的録音録画小委員会中間整理に関する意見

郵送、Faxの場合は、下記になります。

文化庁長官官房著作権課 宛

以上のようになります。

もしわからないことなどありましたら、MIAUまでご連絡をいただければと思います。

また、提出終了後、提出したことを私たちに教えていただけると、どのくらい意見が出ているのかがわかりますので、大変助かります。その際に提出した意見もいただけると、MIAUとして出すべき意見に含められないか検討させていただきます。

11/2追記: MIAU開発プロジェクトで皆様が提出された意見の投稿を受け付けております。

みなさまのご意見が、1通でも多く、委員会に対して届けられることを祈っています。私たちの意見が、ちゃんと政策を動かすことができるんだ、ということがわかる機会になれば、と思っております。

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