MIAUでは欧州議会議員で欧州海賊党所属のジュリア・レダ議員が視察のために今夏来日されるのに合わせ、議員を迎えてのシンポジウムを開催いたします。
著作権に代表されるさまざまなインターネットにまつわる問題意識から生まれた海賊党ムーブメント。パナマ文書事件のあと、アイスランドでは海賊党の支持が40%を超えました。海賊党が注目を集めた理由のひとつとしてその政策決定のプロセス「液体民主主義」があります。直接民主主義でも間接民主主義でもない、柔軟さと全員参加を両立させることを目指したこのプロセスは一体どんなものなのか。そして液体民主主義は日本でも実現可能なのか? 英国のEU離脱、参議院選挙、そして東京都知事選挙を経た今、政策決定、テクノロジー、政治の専門家とともに考えます。
※ジュリア議員は欧州議会で欧州の著作権リフォームにも取り組んでおられます。そこで著作権に関するシンポジウムも8月25日(木)15:00から都内で開催いたします。詳細はこちらです。
MIAUシンポジウム2016「日本で液体民主主義、そして海賊党は可能か?」
- 日時
- 2016年8月24日(水曜日) 19:00~21:00
- 会場
- スマートニュース株式会社 イベントスペース
- 参加費
- 無料
お申込み
http://peatix.com/event/187626/ よりお申し込みください
プログラム
■基調講演
- Julia Reda
- 欧州議会議員、欧州海賊党
1986 年生まれ、ボン出身。海賊党フランクフルト支部のメンバーで、2009年から海賊党員として活動。党派としては緑の党/欧州自由同盟の党派に属し、副議長をつとめる。欧州議会内のデジタルアジェンダに関するインターグループの共同創設者の一人。欧州議会内の常任委員会では司法委員会(JURI)のメンバー で、域内市場/消費者保護委員会(IMCO)と請願委員会(PETI)のサブメンバー。「テクノロジーはすべての人々の生活をより良くする」と信じる人た ちの起こした近年の世界的なムーブメントを代表し現在活動中。
2009年まではドイツ社会民主党(SPD)のメンバーとして活動し、イン ターネットブロッキングに関する政策に疑問を感じ、離党。2010年から2012年の間、青年海賊党の議長をつとめ、若い世代の国際協力を進める。また、 ヨーロッパ青年海賊党(Young Pirates of Europe)を設立し、議長もつとめた。
欧州議会によるジュリア・レダ議員の紹介
http://www.europarl.europa.eu/meps/en/124816/JULIA_REDA_home.html
ジュリア・レダ議員公式サイト(日本語版)
https://juliareda.eu/my-vision-for-europe-jp/
■シンポジウム
- Julia Reda
- 欧州議会議員、欧州海賊党
- 鈴木寛
- 東京大学教授、慶應義塾大学教授
- 鈴木健
- 東京大学特任研究員、スマートニュース株式会社代表取締役会長共同CEO
- 吉田徹
- 政治学者、北海道大学法学研究科教授
- 津田大介(モデレーター)
- MIAU代表理事、ジャーナリスト/メディア・アクティビスト
参加にあたっての注意
- 基調講演は英語で実施されます。同時通訳の準備はしておりますが、万一機材が足りなくなった場合はどうかご容赦ください。
- イベントの動画配信はいたしませんが、後日レポート動画をご覧いただけるように動画収録を実施します。その際に映り込む可能性がありますので予めご了承ください。
- 本イベントの主催は一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)です。イベントに関するご質問、取材申請は会場ではなく、MIAUまでお送りください。
お問い合わせ先
一般社団法人インターネットユーザー協会 事務局長 香月啓佑
katsuki@miau.jp
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