東京都知事選2016 都政におけるメディアに関する政策についてのアンケート
A. 情報リテラシー教育を進めて、利用者の問題対処能力を高める。
選択理由:インターネットでの状況の変化は急速であり、行政主体や事業者任せでは対応が追いつかない。利用者個人個人がインターネット利用に際してリスクを認識できるよう、基本的なリテラシー教育を重点的に行う必要があると考えております。
D. 学校教育の一環として、ネットリテラシーに対する教育を行うべきである。
選択理由:有害なサイトの規制は必要ですが、現実にはいたちごっこになってしまいます。1.と同様に、基本的なリテラシーを高めることが行政としては最も取り組むべき施策だと考えます。
D. 学校による、新たな啓発活動が必要である。
選択理由:1. 2. と同様に行政が行うべき施策としては、学校でのリテラシー教育が必須だと考えます。個人個人がリスクを認識し、トラブルに巻き込まれたときにも適切な対応を取れるような力を身につけさせるのが教育の一環として必要だと考えます。
B. ゲームの影響を科学的に判断するために、さらなる調査が必要である。
選択理由:まずは現状把握を適正に行うことが第一と考えます。現状では、ゲームの有害性を的確に判断する材料に乏しいと思っております。
B. 自治体レベルで、地域の実情にあわせた販売規制を導入すべきである。
選択理由:「表現の自由」を担保するのが最優先ですが、一方で社会的に有害なものを放置してよいわけではありません。現状を踏まえ、東京都として現状把握を的確に行い、必要であれば規制も検討します。
B. 審議会の委員構成を公募とする等、都民の声をこまめに政策決定過程に反映させるべきである。
選択理由:パブリックコメントの募集が形式化してしまっているように感じます。有用な意見が反映されやすい仕組みにしていき、もっと都民の皆様が声を上げやすい環境づくりが必要だと考えます。
A. インターネットユーザー代表を議論に参加させるべきである 。
選択理由:インターネットユーザー代表に限らず、多様な意見を集めて、その上で議論して結論を導いていくことが地方自治の基本だと考えております。
A. ニコニコ動画やAbema TV、LINE LIVEなど民間のサービスを活用した方策を取り入れたい
選択理由:現在の都議会中継はユーザーを意識したものになっていません。新たにシステムを構築するのではなく、民間のサービスを用いることで適切な情報公開ができるので、今すぐ取り入れるべきだと考えます。
A. 積極的に行政が持つ情報を公開し、民間とのコラボレーションを推進すべきである。
選択理由:まず情報公開を徹底して行うことが不可欠です。東京都の情報は都民みんなのものだからです。そして民間の知恵を借り、協力して都の課題に取り組む必要があります。
A. 都知事の予算使用についてはより詳細な情報を、都民やプログラムがより分析しやすい形でウェブサイトで公開すべき。
選択理由:都知事や都議、予算など情報公開を徹底する必要があります。それを都民がすぐに調べられるシステムを作るべきです。透明化することにより不正は激減します。これは必須だと考えます。
B. 都知事として積極的に推進するが、都立の高等学校への導入は各高等学校に任せたい。
選択理由:デジタル教科書は日本では未知の分野であり、積極的に推進するにしても一律での導入は安易には判断できない。できるところからでもやっていくという可能性も含めて検討していきたい。
A. プライバシー保護のため、監視カメラの設置場所については告知が必要である。
選択理由:基本的にはプライバシー保護の観点から公開が望ましいと思います。ただし、犯罪抑止のため完全に位置を示すというよりは、撮影されていることをある程度の範囲のエリアで示すなど、AとBの中間点があると考えます。
C. 民泊特区(Airbnbなど)
選択理由:インバウンド需要などで東京のホテルに不足が生じていることに加えて、2020年東京五輪にむけて民泊を積極的に推進していくべきだと考え、公約にも掲げております。
A. 都有地や民間施設の転用などに最大限取り組む
選択理由:できる限り東京五輪を一緒に盛り上げていただけるよう、都としても協力していくべきだと思います。
B. 東京都がリードして、民間事業者が無料公衆無線LANの整備を進められるよう施策を進めたい
選択理由:都が主導しながらも、民間事業者の協力を仰ぎ、可能な限り、低予算でWi-Fi環境の整備を急ぎたい。例えば、接続の際に広告が出るようにすることや、観光客の検索データを有効利用することなどで還元する方法を考えます。
上記以外で、東京都として取り組むべきと考えるICTを活用した新しい施策をお考えでしたら、下記にご記載ください。またインターネットユーザーへのメッセージなどございましたら合わせてご記載ください。
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